English Poetry and Literature |
HOME|ブログ本館|東京を描く|水彩画|ブレイク詩集|フランス文学|西洋哲学 | 万葉集|プロフィール|BSS |
後悔 Remorse for Intemperate Speech |
ウィリアム・B・イェイツの詩集「螺旋階段」から「後悔」Remorse for Intemperate Speech(壺齋散人訳) 悪党やばか者を罵るときは ついつい激し過ぎてしまうので 普段はまともに話そうとするが それでもなお変えられないのは 狂熱的な気性のため 穏やかに振舞おうと努力して 話をするときにはいつも 憎しみの念を払おうとするが なすことやることうまくゆかぬのは 狂熱的な気性のため アイルランド生まれの我々は 生まれたときから強い憎悪と 落ち着きのなさが染み付いている それは我々の母親から受け継いだ 狂熱的な気性のため イェイツ自身の中に流れているアイルランド人の血について歌ったこの詩は、アイルランド人気質の特徴を狂熱だといっている。 |
|
![]() |
|
Remorse for Intemperate Speech I ranted to the knave and fool, But outgrew that school, Would transform the part, Fit audience found, but cannot rule My fanatic heart. I sought my betters: though in each Fine manners, liberal speech, Turn hatred into sport, Nothing said or done can reach My fanatic heart. Out of Ireland have we come. Great hatred, little room, Maimed us at the start. I carry from my mother's womb A fanatic heart. |
|
前へ|HOME|イェイツ|次へ |
作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2007-2010 このサイトは、作者のブログ「壺齋閑話」の一部を編集したものである |