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ジョン・ダン:詩の翻訳と解説 |
ジョン・ダン John Donne (1572-1631) はイギリスの文学史上あまり例をみないユニークな詩人である。若い頃に歌った恋の歌は、肉の喜びを謳歌し、また魂の交わりを、恍惚を以て描いている。こんなに官能的な詩を書いた詩人は、世界文学の上でも、そう多くはいない。晩年には、深い宗教的な思索を詩の中で繰り広げた。それは彼の生涯を通じての神へのこだわりを、自分の死の予感に震えながら、歌ったものだった。 |
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ダンはまた、世界の文学史上で、初めてメランコリーを歌った詩人でもある。自身深いメランコリーに取り付かれていたようだ。そのため自殺の衝動にかられることも数ならずあった。ダンは世界の文学史上、はじめて近代人としての憂愁に向き合った詩人とも言える。 蚤 The Flea 流れ星をつかまえろ Go and catch a falling star 昇る陽 The Sun Rising 餌 The Bait 傷心 The Broken Heart 告別 A Valediction 恍惚 The Ecstacy 魂の喜び Soul’s Joy 聖なるソネット1(翼をください) 聖なるソネット4(黒く汚れた心よ) 聖なるソネット10(死よ驕るなかれ) 聖なるソネット17(天国への思い) 誰がために鐘は鳴る Meditation XVII. 父なる神への讃歌 A Hymn To God The Father ジョン・ダン John Donne:生涯と作品 詩集・緋色の愛 |
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