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嵐の夜よ!(Wild nights! Wild nights!):ディキンソンの詩から |
エミリー・ディキンソンの詩から「嵐の夜よ!(Wild nights! Wild nights!)」(壺齋散人訳) 嵐の夜! 嵐の夜よ! あなたと一緒なら 嵐の夜もすてきな ひと時にかわる 心が港で安らいでいれば 風なんか気にならない 羅針盤もいらないし 海図も不要 エデンの園を漕いでるみたい ああ 海よ! 錨をおろしたい 今夜 あなたの中に この詩は、ディキンソンには珍しく、恋人との愛を歌ったとする解釈が一般的だ。その恋人が果して異性の人なのか、あるいは同性の人なのかはわからない。あるいは、それは人間ではなく神なのだ、とする解釈もある。 |
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WILD nights! Wild nights! Were I with thee, Wild nights should be Our luxury! Futile the winds To a heart in port,-- Done with the compass, Done with the chart. Rowing in Eden! Ah! the sea! Might I but moor To-night in thee! |
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作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2007-2013 このサイトは、作者のブログ「壺齋閑話」の一部を編集したものである |